生成のカバーやシーツの黒い点々

生成のカバーやシーツの黒い点々

生地表面に見られる黒い点々は植物の破片(綿では綿実、綿糟と称する)であり、生成独特の風合いです。生成をつくるうえで植物の破片は避けられず、逆に特有の見た目を形成しています。

■生成の特長
糸や布地を晒(さら)さない(無漂白)ものを総合して、「生成」と呼んでいます。
生成の糸(生地)には夾雑物(天然の色素、油脂分、植物の破片など)が残ります。
生成は自然の風合いを生かして、環境にもやさしい素材として使用しています。

■生成の色素
原料の産地、収穫時期、保存環境によって微妙に異なり、糸や生地もそれに準じます。そして、色素は光(自然、人工問わず)によって白く退色します。また、その色素は洗濯を繰り返すことによって夾雑物がしだいに薄れて、白色に近づきます。

■生成を使用する理由
素材本来の色合いを楽しめます。
漂白や染色工程がないので環境汚染が少なく済みます。
漂白や染色工程がないのでその分のコストを削減できます。


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