突板構造の特長
突板構造とは芯材の表面に突板(※)を貼ったものを指します。突板構造は、フラッシュ構造とベタ芯構造に分けられます。
※ 木材を薄くスライスしたもの
■フラッシュ構造
芯材に木の枠組みを使い、両側に板を貼ったものです。枠を組んだものが芯材になるため、両側面の板と板の間に空洞部分ができます。軽く、反りや歪みなどの狂いが少ないのが特長です。表面のみに表面材を使うため、木材の有効利用にもなります。
■ベタ芯構造
フラッシュ構造と似ていますが、芯材に木の枠組みではなくMDFやパーチクルボードを使い、表面に突板を貼ります。フラッシュ構造と比べて強度が高いため、耐荷重が必要な部分に使います。
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