電子レンジ利用時のご注意(突沸)
電子レンジで液体やとろみのある食材を加熱した際、沸騰する温度になっても沸騰しない状態でいることがあります。そこにちょっとした振動や衝撃が加わると、突然激しく沸騰し大きく飛び散ることがあります。
また、レンジから取り出したときには沸騰していなくてもインスタントコーヒーや砂糖などを入れた瞬間にも同様の状態になることがあります。これを「突沸(とっぷつ)」といい、高温の液体が手や腕などにかかり、やけどを負う危険性があります。
事故を未然に防ぐために以下の点にご注意ください。
汁物や飲み物を温めるときはオート機能(あたためボタンなど)を極力使わない
加熱しすぎないように設定時間を控えめにする
口が細くて深い容器より、口が広い陶器のような容器を使う
量は容器の7割程度にする
加熱しすぎた時はすぐ取り出さず、数分置いてから取り出す
砂糖などは最初に入れて、加熱する前にスプーンなどでよくかき混ぜる
以下のページも参考にしてください。
食品加熱時の突沸に注意(独立行政法人国民生活センター)