上手な洗濯のポイント(アイロン)

上手な洗濯のポイント(アイロン)

衣料品にアイロンをかける際は、洗濯表示記号に従って適切な処理を行うことがポイントです。
アイロン仕上げが可能な衣料品でも、合繊繊維は耐熱温度が低いなどの特性があるため、記号の中で温度を表す「●」の数をご確認ください。「あて布使用」「付属部分にアイロンを当てない」などの付記用語もご確認いただき、表示内容に従った方法でアイロンがけをしてください。詳しくは、以下の洗濯表示記号をご確認ください。

■アイロン仕上げに関する洗濯表示記号

<温度設定について>
アイロンに「高」「中」「低」などの温度目盛りがあるときは、表示記号と同じ温度設定であるか、取扱説明書やメーカーのウェブサイトなどでご確認ください。ストレッチ製品は、高温でポリウレタン糸が劣化するため、低温でアイロンがけをしてください。

<あて布の使用について>
起毛した生地を使うなど、テカリや白化などのアタリが出やすい製品では「あて布使用」の付記用語が表示されています。
あて布を使うときは、擦らずに、上から軽く押さえるようにします。また、あて布は製品上に置いてアイロンを動かすのではなく、アイロンをくるんでそのまま持つとかける部分が見えて便利です。染色された布を使うと染料が移るため、できるだけ白布をお使いください。

<ニット・ウール製品のシワ伸ばしについて>
薄手のニット製品は、洗濯すると衿・袖口・裾などにシボ状のシワが出ることがありますが、これは本体とリブ部分との収縮差によるものです。シワが気になるときは、スチームアイロンで上から押さえるとシワを伸ばすことができます。ウール製品などは最後にスチームをかけるとふんわり仕上がりますが、少し放置して乾燥させ、湿気が残った状態で保管しないようにご注意ください。


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