洗濯表示の意味(2016年12月以降)
繊維製品を長く使うためには、製品ごとに適したケアをすることが大切です。特に洗濯やクリーニングは、製品を清潔にするだけでなく、使用で付着した汚れや不純物を取り除くことで長持ちさせる効果もあります。
洗濯をするときは、製品の取り扱い表示を確認して行いますが、この表示の記号は国際規格(ISO)で規定されています。
■記号の見方のポイント
<基本記号と、付加記号・数字の組み合わせで構成>
<記号の並び順>
記号は下記の並び順で表示されています。
<記号だけで伝えられない情報は付記用語を記載>
記号だけでは伝えられない情報は標記記号の近くに付記用語で記載されています。
<表示は取り扱い方の上限を表示>
表示と同じか、それ以下の強さ(高さ)で取り扱うことができます。また、表示の記載がなく省略されているときは、その処理のうちの最も強い(高い)方法で行うことができます。
反対に、表示より強い作用での洗濯や、高い温度でのアイロン掛けなどは、商品に強いダメージを与えて大きな収縮・変形・変色につながります。
■記号の意味
41種類の記号の中から、よく使われるものについて説明します。
<家庭洗濯>
<漂白>
<タンブル乾燥>
<自然乾燥>
<アイロン仕上げ>
<商業ドライクリーニング>
<商業ウエットクリーニング>
【補足事項】
2016年11月までの旧・洗濯表示、表示の新旧対照表についてはこちらをご参照ください。
関連FAQ:洗濯表示について知りたい(平成28年11月まで)
添付ファイル(PDF):JIS取扱い 絵表示記号 新旧対照表.pdf